Strava のクライムカテゴリーとは

マイ峠である花立松ノ峠、Strava ではクライムカテゴリー 2 に分類されています。このクライムカテゴリーがどういう基準で分類されるのかを知りたいと思ったのですが、日本語で説明されているページが見つからなかったので、STRAVA SUPPORT の『Climb Categorization』を翻訳してみました。


Strava のクライムカテゴリーは UCI が登りを分類する方法と似ていますが、いくつかの変更点があります。

登りにカテゴリーを与えるとき、たとえばツール・ド・フランスの例のように、その結果には主観的な要素が含まれます。ステージ終盤にある登りは、序盤にある登りよりも高いカテゴリーになる可能性があります。Strava の分類方法は客観的であるため、カテゴリー 1 の山岳は常にカテゴリー 1 です。セグメントがどのカテゴリーに分類されているかは、セグメントページ、もしくはアクティビティリストのセグメントリストで確認できます。

登りを分類するために、Strava は登坂距離(メートル単位)に登りのグレードを掛け合わせます。その数字が 8000 よりも大きければ、その登りにはカテゴリーが与えられます。

Cat 4 > 8000
Cat 3 > 16000
Cat 2 > 32000
Cat 1 > 64000
HC (Hors Categorie) > 80000

登りのグレード(原文では "the grade of the climb")がなにかは書かれていませんが、システム上、あまり複雑な要素は加味できないでしょうから、単純に平均勾配ではないかと予想しています。花立松ノ峠は距離 5.89km・平均勾配 8% なので 5890m × 8% = 47120、ちょうどクライムカテゴリー 2 になります。

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