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ブランド |
ALDEN |
モデル |
990 |
製法 |
グッドイヤーウェルト製法 |
ラスト |
バリー |
甲革 |
Horween Genuine Shell Cordovan |
色 |
#8(バーガンディ) |
底材 |
ダブルレザー |
製造国 |
U.S.A. |
購入日 |
2020年11月15日 |
購入場所 |
トレジャーファクトリー小手指店 |
サイズ |
US 6D |
シューツリー |
ALDEN 純正シューツリー S |
ライナーに書かれた文字列の読み方
① の "6" はサイズ
写真からは US 6 と読み取れます。
② の "B/D" は分母がウィズ、分子がヒールカップの大きさ
写真からは D ウィズでヒールカップが B サイズであると読み取れます。ヒールカップの大きさはウィズの 2 つ下になるので、ウィズかヒールカップの大きさのどちらかが読み取れれば、もう一方も推測できます。
③ の "990" は型番
オールデンの型番は「モデル」「ラスト」「色」「素材」ごとに異なるので、990 という型番であれば「プレーントゥ」「バリーラスト」「#8(バーガンディ)」「シェルコードバン」になります。
④ の "2A" は製造年月
一桁目の数字が製造年の下一桁を、二桁目のアルファベットが製造月(A は 1 月、B は 2 月、・・・L は 12 月)を表します。写真からは 2012 年の 1 月製造と読み取れます。なお、製造月が M の場合は前年から作り始めたが、完成が翌年の 1 月になったことを意味します。
⑤ の "21009" はオーダー番号
写真からはオーダー番号が 21009 であると読み取れます。
⑥ の "10" はオーダーの中での通し番号
写真からはオーダー番号 21009 の中の 10 足目と読み取れます。オーダー番号と通し番号の組み合わせは、本来、左右で一致します。しかし、中古だったり、新品でも試着後の収納時に取り違えたものなど、稀に一致しないことがあるようです。メーカーは(靴の左右で同じ革を使うなど)製造段階でできるだけ色を揃えるようにしていますが、靴の左右が入れ替わってしまうと色が揃わなくなります。知識のないショップでは「品質のばらつき」で片付けられてしまうこともあるようですので、購入前には確認した方が良さそうです。
履歴
2020年11月17日
ユニオンワークス渋谷店兼 THE WAY THINGS GO TOKYO でヴィンテージスチールの装着と鏡面磨きを依頼。写真左側が鏡面磨き前で、写真右側が鏡面磨き後ですが、屋内 v.s. 屋外と撮影環境がまったく違うのでわかりにくいですね。
2021年1月9日
BRIFT H で靴紐の交換を依頼。色はオリジナルと似たダークブラウン、形状はフィット感を重視して丸紐から平紐に変更し、先端金具は赤みの強いバーガンディに合いそうなピンクゴールドを選択。長さはベルルッティ結びを想定してオリジナルに +2cm の 82cm に。
2021年1月27日
シューツリーを Collonil のアロマティックシダーシュートゥリー S から ALDEN 純正シューツリー S に交換。
手持ちのシューツリーとの相性も確認。左から順に Sarto Recamier SR100EX 38、ユニオンワークス別注 Dasco Hook Back Shoe Trees 5、ALDEN 純正シューツリー S、Collonil アロマティックシダーシュートゥリー S。
SR100EX は前後の可動域が狭く、押し込めばぎりぎり入るが、スプリングは目一杯縮んだままになった。あきらかに前後方向のテンションがかかり過ぎており、革が伸びそう。
Hook Back Shoe Trees は SR100EX に比べると前後の可動域が大きいため、すんなり靴に収められた。甲幅や踵の大きさも良く、純正以外の手持ちのシューツリーでは一番相性が良さそうだが、純正に比べると甲が高い作りを良いと見るか悪いと見るか。
アロマティックシダーシュートゥリーは純正に良く似た形状で、『最高級靴読本 究極メンテナンス編』でも ALDEN と相性の良いシューツリーとして紹介されており、純正の代わりに使っている人も多い。ただ、明らかに踵が小さいので、この程度で踵が型崩れすることはないとわかっていても、気になる人は気になると思う。