現在、2016年8月5日に購入したKindle Voyageを使っています。
2018年10月17日に発表されたKindle Paperwhite 第10世代は、第8世代・第9世代をスキップしただけあって、容量32GB対応・無料4G対応・防水(IPX8)対応と大幅に性能を向上し、最上位機種であるOasisにも迫る製品となっています。
Voyage Wi-Fiモデルを使っていて不満な点、
- 漫画や雑誌をダウンロードするとすぐに容量不足になる
- Softbankのテザリング有料化にともなってオプションを解約したため、移動中にWhispersyncできない
- お風呂で読めない
を解消できるのであれば即購入したい反面、新型Paperwhiteと現行Oasisの性能差を考えると2019年中にもOasisの後継機種が出るのではないか?、しかしOasisの後継機種が出たとしても二万円近い価格差を考えるとPaperwhiteで十分なのではないか?、と自問自答を繰り返した結果、いまPaperwhiteを買うべきかをを判断するためにVoyage, Paperwhite, Oasisの比較表を作ってみました。
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Kindle Voyage |
Kindle Paperwhite 第10世代 |
Kindle Oasis |
スペック |
4GB,広告なし,Wi-Fi |
32GB,広告なし,Wi-Fi+4G |
32GB,広告なし,Wi-Fi+3G |
価格 |
¥25,980 |
¥22,980 |
¥40,980 |
ディスプレイサイズ |
6インチ反射抑制スクリーン |
6インチ反射抑制スクリーン |
7インチ反射抑制スクリーン |
容量 |
4GB |
32GB |
32GB |
解像度 |
300ppi |
300ppi |
300ppi |
フロントライト |
LED 6個 |
LED 5個 |
LED 12個 |
バッテリー |
数週間 |
数週間 |
数週間 |
フラットベゼル |
〇 |
〇 |
〇 |
防水機能 |
なし |
IPX8 |
IPX8 |
明るさ自動調整機能 |
あり |
なし |
あり |
ページ送りボタン |
あり |
なし |
あり |
サイズ |
162 mm x 115 mm x 7.6 mm |
167 mm x 116 mm x 8.18 mm |
159 mm x 141 mm x 3.4-8.3 mm |
重量 |
188g |
191g |
194g |
Wi-Fi 接続規格 |
802.11b/g/n |
802.11b/g/n |
802.11b/g/n |
気にしない人も多いであろう細部ではありますが、新型Paperwhiteには「明るさ自動調整機能がない」「ページ送りボタンがない」「わずかだが大きく重くなる」など、Voyageに劣るところもあることがわかります。Voyage、さすがは元最上位モデルです。「明るさ自動調整機能」と「ページ送りボタン」は上位モデルとPaperwhiteを差別化する要素と思われます。おそらくOasisの後継機種はこれらを搭載して登場することでしょう。
全面的にVoyageを上回るのであればPaperwhiteを購入しようと思っていましたが、Paperwhiteと上位モデル(Voyage, Oasis)の間には明確な差別化が存在し、Voyageが新型Paperwhiteに優るところがあることもわかりました。今回はOasisの後継機種を待つ判断とします。