最近、めっきり出番が減ったEM・ONE。PCサイトはそこそこ表示できるものの、FX会社の取引画面のように凝ったサイトはうまく表示できません。かといって携帯サイトはキャリア識別で拒否されるし、そもそもEM・ONEを使うまでもなかったり。帯に短し襷に流し、な風情。
使わないEM・ONEにお金を払い続けるのももったいないので、D02HWへの乗り換えを検討することにしました。
- プラン1
- EM・ONEはそのままで、D02HWを買い増し
D02HW本体(長期契約割引の適用なし) |
\33,980 |
- プラン2
- EM・ONEは解約し、D02HWを新規契約
契約解除料(にねん) |
\18,000前後 |
D02HW本体(新にねん) |
\9,980 |
- プラン3
- EM・ONEはそのままで、D02HWの白ロムを購入
プラン3の懸念は“EM・ONEのSIMをD02HWの白ロムに移し変えて使えるのか?”ですが、調べてみたところ大丈夫そうでした。
EMOBILEのSIMには赤SIMと黒SIMの2種類があって、赤SIM(赤いemチップ)は通信専用で、EM・ONEやデータカードで使われています。一方、黒SIM(黒いemチップ)は音声・通信両用で、音声端末で使われています。
EM・ONEとD02HWはどちらも赤SIMで、APもembなので、何の問題もなく移し変えて使えるようです。動作報告も複数件、確認できました。集めた情報を元に推測すると、赤SIM/黒SIM、通信端末/音声端末、APの関係はこんな感じだと思われます。
赤SIM/黒SIM |
通信端末/音声端末 |
AP |
備考 |
赤SIM |
通信端末 |
emb |
EM・ONEやデータカードの通常状態 |
赤SIM |
音声端末 |
emb |
赤SIMはembにしか対応していない。端末のAP設定をembに変更することで、通信端末として使えるようになるが、音声端末としては使えなくなる。つまりEM・ONEと同じ状態になる。 |
黒SIM |
通信端末 |
emb |
黒SIMはEMnet/embの両方に対応している。端末のAP設定を変更しなくても、通信端末として使える。 |
黒SIM |
音声端末 |
EMnet |
音声端末の通常状態 |